隣接する左右のブロック間に現場打コンクリートを充填させるため「強固に一体化された擁壁」となります。

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写真は隣接する大型ブロックの間に現場打コンクリートを充填して一体化したものです。

また大型ブロックと背面ブロックとは①アンカーボルト等で固定されます。さらに②カップルガイドピン等を利用して組み立てのスピードをアップして、強固な一体型擁壁を構築します。(参考図①②参照)

 

製品の一体化例・その1(連結ボルトの固定例)推奨

前面ブロックは従来の製品を使い、背面ブロックを新規の製品で組合せるタイプです。この方法により前面ブロックの型枠が有効利用できます。通常は出荷前に工場で、4 本の防錆ボルトで連結一体化させます。下記の例では、前面ブロック背面にインサートを入れています。

【参考】前面ブロック(裏部材がある)製品例【全国コンクリート製品協会会員ホームページより抜粋ほか】
アシストウォール・ウオールストーン・エコボックス・スーパージャンボ・スタックウォール・ビッグスケール・プロテックウォール・ネオイーグル・パラレルフォーム・パワーロック・ランドセルブロック・E ウォール・KPブロック・・・etc

 

製品の一体化例・その2(連結アンカーボルトの固定例)推奨

下記の例では、前面ブロック背面に、アンカーボルトの差し込み穴を 4 か所設けたものです。背面ブロックのアンカーボルトを差し込み、ナット締めします。アンカー部分は現場打コンクリートで埋まるので、完全一体化されます。なおナットについては、どの位置からでも取り付けられる便利なものが開発されていますので、締め付け作業も大変迅速に行えます。

固定方法の例(まとめ)

ブロックの一体化は前述の通り、主にボルト固定とアンカーボルト固定例があります。また組み立てをスムーズにする位置決めとしてカップルガイドピンを使用する事が出来ます。

 

 

 

 

 

 

施工後の各部の断面と役割

施工後の各部の断面は下図の通りとなります。
① A-A断面
背面ブロックに裏込砕石を充填。
この部分の水は下部に流れます。
② B-B断面
前面ブロックと背面ブロックが
連結ボルトで固定されています。
③ C-C断面
背面ブロックの下から 300mm
の位置まで水が溜まります。
溜まった水は排水パイルから前面に排出されます。
① 背面ブロックに裏込砕石を上端まで充填します
② 背面ブロックの側壁には箱抜きを設けます。
箱抜きの高さをブロック底から 300mmを標準とします。
③ 背面ブロックの透水性背面版の穴の下端をブロック底
から 300mmの位置を標準とします。
排水パイプには勾配を設け、パイプ後端の最上部を 300mm以内とします。
※ 前述の 300mmについては標準であり、既製品の形状、排水パイプの位置によっては 300mm を 200mm、400mm 等とすることが出来ます。

背面ブロックの透水性背面板の形状

背面ブロックの透水性背面版の形状は、○(丸)でも、□(四角)でも、また鉄筋網(防錆)を含んだもので対応します。下図はその一例です。

 

前面ブロックに裏部材が無い製品の例(その2)

組み立て前の分割された姿図(製造時)例
組み立て後の姿図(出荷時)例
(※上記図面ではボルトが 2 本となっていますが実際は 4 本となります。)
又、前面ブロックと背面ブロックの間に分割パネルを挟んだタイプも出来ます。
【参考】前面ブロック(裏部材が無い)製品例
SP ブロック・π型形状のブロック類全般【全国コンクリート製品協会会員ホームページより抜粋ほか】